「作家塾」の授業。児童文学の可能性。

児童文学とは子供から大人まで楽しめる”文学”です。

今週の土曜日も、いつもの通り「作家塾」の授業でした。

本日より新しい生徒さんが参加されました。
児童文学の執筆を志しておられる方です。

児童文学と言えども物語ですので、プロットが有効である事は変わりません。
まずは、プロットの完成を目指して頂く事になります。

ちなみに、あの「ハリーポッター」シリーズも児童文学になります。
児童文学とは、決して子供だけのもので無く、大人まで夢中にさせる大きな可能性のある分野なのです。ですので、大人が読んでも納得のいく、しっかりした物語を書く必要があります。

児童文学には、隠れた名作も多く、例えばイタリアの児童文学作家「グイード・スガルドリ」の「りっぱな兵士になりたかった男のはなし」は、ユーモアを交えつつ、戦争の本質を描いた優れた物語です。(短い話で直ぐに読めますので、おすすめです)

「作家塾」では若年層向け小説としてライトノベルを志す方は多いですが、
児童文学を書きたい方は少ないので、この分野を志す方も増えると良いなと思います。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)