10/28(土)「作家塾・無料レッスン」を開催

<お申し込みが満員になりました!>

作家塾では、不定期で「無料お試し授業」を福岡市内で開講します。

お試し授業では、小説や脚本の書き方の基礎や、プロットの書き方についての授業を1時間ほど行います。

小説や脚本を書きたいけれど書き方が分からないと言う方や、作家塾や、プロットの書き方にご興味がある方など、どうぞお気軽にご参加ください。

尚、ご参加にあたって、下記の点にご注意をお願いいたします。

ご参加には、事前のご予約が必要です。

・小説や脚本の添削は行いません

・1回までのご利用となります。

・定員5名です。

尚、10/28(土)の無料お試し授業の参加者は満員になりました。(有難うございました!)

次回の「無料お試しレッスン」は、来年以降の開催を予定しています。

次回も、皆様のお申し込みをお待ちしています!

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

主人公が動かなくとも心の動きで物語は描ける <ジョニーは戦場に行った>

物語とは、主人公の心の動きを、物語の始まりから終わりまで描いたもの

物語とは、主人公の心の変化を描いたものです。

物語中で主人公が大きな行動に出たとしても、主人公の心に何の変化もなければ、ドラマチックではなく、逆に主人公が全く動かずとも、その心が大きく動くならば、ドラマチックになり得ます。

その一例として(かなり特殊な事例なのですが)、映画「ジョニーは戦場に行った」と言う作品があります。

この映画は、設定が衝撃的で、何しろ主人公である兵士ジョニーは、戦場で目も口も鼻も顎も失い、意識はあるものの、身動き一つ、言葉も発せられない状態の悲惨な青年なのです。

そんな状態で何年も病院に横たわり続け、周りから意識のない植物状態と思われています。
主人公は、行動できないので、映画の中では、主人公の思いを中心に描かれる事になります。これこそ、物語とは主人公の心の動きであると言うことを示す一例ではないでしょうか。

ちなみに、映画「ジョニーは戦場に行った」は、伝説的な不屈の脚本家ダルトン・トランボが自身の小説「ジョニーは銃を取った」を、自ら脚本にし、監督までして完成させた反戦映画ですが、今の時代にこそ、一見の価値がある作品かと思います。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

9月の「作家塾」無料お試しレッスンを開催しました。

先日の土曜日、福岡市内にて「作家塾」の無料お試しレッスンを開催しました。
ご参加頂いた皆様、有難うございました。

今後も、無料レッスンの開催は、なるべく定期的に続けていきたいです。

次回の開催日が決定次第、このブログでも、ご案内させて頂きます。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

第38回 古湯映画祭に行ってきました。

写真中央の右側に、チェックのシャツを着た若き日の映画監督・石井聰亙氏が写っています。
第1回目の上映プログラム。商業映画だけでなく、地元の人が製作した8ミリ映像作品も上映されてます。
佐賀市になる前の富士町だった頃から映画祭は始まってます。町全体が一丸となって本格的な映画祭に挑戦したのですね。

佐賀県立美術館で映画を作った際のご縁から色々と繋がって、9/16(土)、佐賀県の古湯温泉での「第38回・古湯映画祭」に行きました。

会場には、思いのほか沢山のお客さんが居られて盛り上がっていました。

そんな会場の一角に、これまでの同映画祭の様々な資料が展示されてました。

興味深かったのは、1984年の第1回目の映画祭の写真やプログラムです。

ゲストとして招かれていた、若き日の映画監督・石井聰亙氏と、映画プロデューサー・小林紘氏が写っている写真もありました。

当時の上映作品のラインナップを見ると、最先端の映画が充実した本格的な映画祭で、小さな山間の温泉町で良く実現したものだなと感心しました。

ちなみに帰り際、映画祭に来たお客さん全員へのお土産として地元直産の新鮮なホウレンソウを頂きました。

こういうお土産まであると、とても良い気持ちになります。有難うございました。

・古湯映画祭HP

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

先日の「作家塾」の授業。次の小説・脚本コンペを紹介。

先日の作家塾の授業をご紹介します。

最近、九州芸術祭文学賞や城戸賞に作品の応募を終えた直後ですが、早速、次に狙う小説や脚本のコンペをいくつか生徒さんにご紹介しました。

作家塾の生徒さんは執筆の初心者なので、小説は、短編小説のコンペを目指します。

しかし、短編小説のコンペというのは、そもそも少なく、最近は増えつつあるのですが、規定枚数が極端に短かったりして、丁度良いものをご紹介するのに、あれこれ探し回ってます。

脚本のコンペは、小説コンペより、もっと数が少ないので、限られたコンペを多数の応募作品と競う事になります。脚本コンペで新設の物は殆どなく、昔からのコンペが今も続いていますが、最近では、短編映画の企画案を募集するというコンペも出てきています。

小説や脚本を書く腕というものは、コンペに受からずとも、応募するだけでも、かなり磨かれるので、コンペを目指して書くのは、有効なのです。

やはり、何事も学ぶ際には、目標があった方が力が出ます。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)