リライトは創作の基本の基本。

何事も上達するには繰り返しが大事。

・連載<オンライン小説講座>
今回は「リライト」についてお話しします。

リライトとは、小説や脚本を書き直す事です。
良い作品を書く上で、リライトは避けられません。

たまにリライトしないという作家さんもおられますが……正直おすすめしません。
やはり、大抵の作家さんは、リライトを何度もします。
また、多くの小説指導書でも、リライトの重要性は語られています。

では、リライトの方法とは何か?
それは何度も作品を読み返して、何度も作品を書き直す事です。

特に重要なのが作品を読み返す事です。
読む内に作品を良くするアイデアが見えてきます。
リライトする時は、頻繁に作品に目を通しましょう。

「作家塾」でも、プロットを書く段階から生徒さんと一緒に考えながら、何度も何度も作品を書き直して作品の完成度を高めています。

では、いつまでリライトすれば良いのか?

それは、作品が完成するまでです。

少なくとも作者自身で、もうこれ以上、書き直すところは無い!と自信をもって言えるまで書けたら、ひとまず完成です。
まずは、そこまで頑張りましょう。

リライトは、地味な作業ですが、作家の腕を上げるには非常に有効です。
作家の腕の筋トレとも言えます。

<リライトの方法>
1/書き上げた作品を読み返す。

2/読み返して、気づいた事、思いついたアイデアを元に書き直す。

3/読み返す・書き直すの作業を何度も繰り返し、作品の完成度を高める。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)