”読める”だけでも仕事になる。

作品が読めれば選べる職業が増えますよ。

連載・<オンライン小説講座>
小説や脚本を書く事を学ぶと、その副産物として「作品を読める」様になります。
ここでの「作品を読む」とは、作品のテーマ、作品の構成を的確に読み解き、ここを書き直すともっと良くなると説明できるレベルで「読む」と言う意味です。

そこまで、読める様になれば、それだけでも仕事になります。
例えば、プロデューサー業にも役立つでしょうし、編集者にもなれるでしょう。
それも作家さんから、心強い味方と感じてもらえるレベルの仕事が出来る様になります。

作家さんは孤独な中で戦っていますので、作品を的確に読み、具体的なアドヴァイスをしてくれる味方が居ると有難く感じるはずです。(作家さんも色々な人が居ますので断言しませんが)

それと、作品の企画説明をする際にも「作品が読める」人は、ストーリーに関して具体的な説明が出来る様になります。また、勘に頼って受けるかなと思って作品を作って、大コケするという事も避けられる様になります。(映画の歴史上でも良くある失敗です)「作品を読める」人は、リスク管理が出来る人にもなるのです。

そういう意味で、作家業になる気がなくても、プロデューサー、編集者など、作家と共働する仕事を志しているなら、作品を書いてみるのは有効です。

特に、これから社会に出る学生さん等には、職業選択の幅が広がるので、おすすめします。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)