<満員になりました!>「小説・ライトノベル・シナリオ・純文学を書くための最強プロット講座」を開催!!

39歳以下の方が対象の1日限定プロット講座

・中学生・高校生・大学生・39歳以下の社会人向け講座

2008年の開講以来、数多くの作家デビュー・コンペ入選など結果を出し続けている福岡の小説・脚本講座「作家塾」。
そのノウハウを中学生以上の学生さんから39歳までの社会人まで無料で学べる特別講座を開催します。

参加費 無料

参加対象 中学・高校・専門学校・大学などの学生。もしくは39歳までの社会人。

開催日時 2025年 3月15日(土)
・一限目 13:00~14:30(※ 定員に達しました!) 
・二限目 15:30~17:00(※ 定員に達しました!
(一限目・二限目ともに内容は同じ。どちらかのクラスにご参加ください)

会場 「北九州市立文学館」  交流ひろば

参加お申し込み ※ 定員に達しました!

お問い合わせ  miu@hanano-j.com

講師「花野 純子 」
福岡市出身・在住の映画監督・アーティスト
1996年に映画「ロンリープラネット」で監督デビュー
映画やアートの創作活動と並行し、2008年から「作家塾」講師を担当。
これまで多くの生徒が作家デビューやコンペで入賞
現在、北九州市立美術館を舞台にした短編 SF映画「美術の鬼」を制作中
2025年4月に北九州市にて上映予定

講師:花野純子

企画・主催 花野組北九州
助成:文化芸術次世代育成事業「TRY ARTs」2024
後援:公益財団法人北九州市芸術文化振興財団

プロットの完成は、作品のテーマが見えた時

プロットが完成したかどうかを見極めるのは、読む力がつくまではなかなか難しいです。

このブログで、時々、物語の書き方について解説させて頂いてますが、本日は、少し難易度が高い解説をさせて頂きます。

「作家塾」では、プロット(800字程度の物語のあらすじ)を完成させてから、本編の執筆に取り掛かる事を重視しています。

では、プロットの完成を何処で判断しているのかと言うと、一言で言えば「作品のテーマ」が見えた時です。

作品のテーマは、プロットのオチの部分に関わってくる事で、作者が描いたオチ、言い換えると、その作品における「作者の結論(オチ)」=作品のテーマです。

プロットが書き進むと、「主役・準主役・3番手」、「物語の構成」「クライマックス」などが固まってきます。そして、最終的に残るのが「オチ」です。

「オチ」がはっきりするまで、大抵、二転三転するのですが、プロットのリライトが進めば、オチもやがて明確に見えてきます。

そういうプロットを読むと、その作品で作者が言いたい事・思っている事が明確に伝わってきます。正にそれが「作品のテーマ」であり、そうなれば、そのプロットは完成です。
そして、小説や脚本の本編の執筆に移行する事になります。

プロットを書く利点のひとつは、800字という短い文書で、テーマを効率よく探れる事にあります。
優れた作家を目指すなら、テーマがはっきりするまで粘って作品に取り組む態度が重要です。テーマとは作家の魂の問題であり、作家にとっての一生の財産であり、書く原動力になるからです。

そして、テーマとは、人生を生きている人間のみが持ちうる物であり、それが人間の作家とAI創作を大きく分けるのです。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

溝口智子先生の「十三月の子猫」書店に並んでます。

小説「十三月の子猫」書店に並んでます!

「作家塾」の元生徒さんで、今は小説家として活躍されている溝口智子さんの最新作「十三月の子猫」(キキ文庫)が遂に発売が開始され、先日から全国の書店に並んでます。

溝口さんもご自身のXでご紹介されてました。

小説家デビューだけでも難しいですが、小説家を続ける事は更に難易度が高いです。
溝口さんは、弛まぬ努力で、それを長い間、継続されてます。

ライト文芸にご興味ある方、よろしければ「十三月の子猫」をご購入頂けましたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)