「プロット」を学ぶ事が作家デビューへの近道。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』プロット (物語)

連載・<オンライン小説講座>
最近、だいぶ一般的になってきた小説・シナリオ用語「プロット」(PLOT)。

ちなみにWikipediaでは、「プロット (英語: plot) とは、ストーリーの要約である。プロットはストーリー上の重要な出来事のまとまりであり、重要な出来事とは、後の展開に大きな影響を与える出来事である。」……と、難しい説明をしています。しかし、そんなに難しく考える必要はありません。

プロットとは、簡単に言えば、「物語の粗筋」の事です。

花野組福岡「作家塾」では、2008年の開講当初から、プロットを重視し、その書き方を丁寧に指導しています。

当塾にご参加頂いた方には、まず800字程度のプロットを書くところからスタートして頂いてます。プロットを何度も丁寧に書く作業を行う事で、物語の構成、作家のテーマ、物語の盛り上げ方を体得できるのです。これは、作家にとって重要な基礎作りになります。

また、プロットは、小説コンペでも、殆どの場合、あらすじ(つまりプロット)の提出を求められます。更にプロになった後も、企画会議の際などにプロットが必要になります。プロットを書ける事が作家デビューへの大きな第一歩なのです。

「第三回 ことばと新人賞」にも挑戦! 

by 書肆侃侃房

最近の花野組福岡「作家塾」の活動をご案内。
当塾では、小説・脚本のコンペに挑戦する事を目標に作品を書きますが、当塾に参加したての生徒さんが福岡の出版社である”書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)”主催の小説コンペ「第三回ことばと新人賞」に挑戦したいという事で、その為のプロットを頑張って書いてます。
昨年の作品応募総数が314で、9作品選ばれましたので、34倍くらいの倍率でしょうか。
ちなみに3度目の緊急事態宣言の影響で、作家塾も5月後半はリモート授業になります。

「第三回 ことばと新人賞」詳細 http://www.kankanbou.com/kotobatoaward/