作品を最後まで書き切る3つのルール「プロット編」

作品を最後まで書くのが苦手な方へ

連載・<オンライン小説講座>
小説やシナリオを最後(ラスト)まで書くのが難しい、途中までしか書けない、というお悩みをお持ちの方も割と居られるでしょう。

そういう方に、作品を最後まで書き易くなる3つのルールをご紹介します。
尚、今回は、プロットを書く場合です。

ルール1/時間を決めて集中して書く。
例えば1時間という制限時間を決めて、机について集中して書きましょう。
途中で、関係ない事をするのは、やめましょう。

ルール2/一気に最後まで書く。書けない時は捨てる。
集中して書き始めたら、途中で筆を止めず、最後まで書き切りましょう。
最後まで書けない作品は、直ぐに捨てて、次の作品を書きましょう。

ルール3/800字以内に収まる様に書きましょう。
短時間でプロットを最後まで書き切る為に、文字数を800字以内にしましょう。
長くなると、なかなか書き切れません。
プロットの文字数800字は、400字詰め原稿用紙2枚分です。
文字数の感覚を体得する気持ちで書きましょう。

以上が、作品(プロット)を最後まで書き切る為の3つのルールでした。
このルールを守って、何度か挑戦すれば、最後まで書き切れるかと思います。

第38回「太宰治賞」も狙います。

第38回太宰治賞作品募集

先日、筑摩書房による小説コンペ「太宰治賞」を作家塾の生徒さん達にご案内しました。

実は、丁度、太宰治賞に向いてそうな作品を書いている生徒さんがおられるので、その方が挑戦したら良い結果が出るかもしれないという期待感もあります。

筑摩書房は、堅めの出版社と言うイメージがありましたが、筑摩書房の公式サイトも、なかなか渋い作りになっていますね。筑摩書房の本は、私も一時期、良く読みました。

応募規定は、作品を印刷して提出する形式です。
確かに紙原稿の方が読みやすいですが、
いまどきの小説コンペは、メールのみの応募でOKな所が殆どなので、
時代に流されず、良いと思う方法を貫く姿勢が、筑摩書房らしいですね。

応募〆切は、12月10日です。

第38回太宰治賞作品募集

書籍紹介「シナリオ構造論」

写真の書籍は古いですが、新しくなった本も出ています。

たまには、シナリオに関する書籍をご紹介。

世の中には、数多のシナリオの書き方に関する書籍が出版されておりますが、
小津安二郎監督の脚本家として有名な野田 高梧(のだ こうご、1893年11月19日 – 1968年9月23日)による脚本の書き方指南書シナリオ構造論は、説得力のある書籍として有名です。

名作映画の脚本を何十本も手がけた野田高梧だけに、脚本の書き方に関して、重みのある説得力に満ちた内容です。

実例を交えながら客観的に脚本を解説する構成は、さながら脚本の科学書です(私の個人的感想です)。

初版が1952年なので、文体が少し堅めで、やや読みにくいかもしれませんが、シナリオライターを志す人は、ご一読頂いて損は無いかと思います。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

「作家塾」オンライン授業を継続中

花野組福岡「作家塾」では、緊急事態宣言に伴いオンライン授業を実施中です。
ネットで授業を出来るというのは、なかなか便利なものです。
ただ、本当は、実際に会う対面授業の方が効果的なので、早く緊急事態宣言が解除される日が来れば良いのですが。

ところで、作家塾では、ふたつの小説コンペに挑戦予定です。

1/「星新一賞」 9/30〆切
2/「青い鳥文庫小説賞 NOVEL DAYSプロット大賞」 9/30〆切


今現在、コンペに挑戦する生徒さん達が頑張って応募する作品を書いています。
経過は、今後もご報告させて頂きます。

「作家塾」。只今、オンライン授業。

福岡の小説講座・花野組福岡「作家塾」では、8月20日からの福岡県の緊急事態宣言に伴いオンライン授業を実施しています。

生徒の皆様のご協力もありまして、オンラインでも滞りなく授業をさせて頂いております。
現在も、新作の小説・シナリオ(脚本)のプロットが順調に誕生しています。

オンライン授業は、緊急事態宣言が解除されるまで実施いたします。

福岡でも、急速に新型コロナウイルスの感染が拡大しています。
どうか皆様も、くれぐれもお気をつけください。

書籍紹介/スティーブン・キング「書くことについて」

軽快な語り口で面白い小説ハウトゥー本です。

たまには、小説を書く上で役に立ちそうな本をご紹介します。


ご紹介する本は、スティーブン・キング著「書くことについて」(小学館文庫)
ホラー小説家として超有名なスティーブン・キングが小説の書き方について自伝的な要素も含めて書いた本です。

子供の頃、小説を書き始めた頃の事や、伴侶と出会った学生時代、作家として売れる前の頃、そして有名作家になった後、それぞれの時代の出来事をドラマチックに描写しており、さすがベストセラー作家が自ら書いた自伝は読み応えが違います。

また、同時に「売れる小説の書き方」も説得力ある語り口で指南してくれます。これを読むと、自分も明日から小説を書く気が沸き起こる、とても元気になれる本です。

ただ、スティーブン・キングがプロット(物語のあらすじ)は必要無いと言う点だけには賛同できません。

少年時代から小説を書きまくっているスティーブン・キングには、プロットは必要無いかもしれませんが、これから小説を書こうという初心者の方は、きちんとプロットを学びましょう。

初心者がプロットを知らずに書くのは、コンパス無しで大海原を航海する様なものです。万に一つ、上手く書ける事もあるかもしれませんが、プロットを書いた方が、より確実かつ短時間に作品の完成度を高める事が出来るのです。(当塾の結果が実証してます)

とは言え、スティーブン・キング著「書くことについて」は、創作に役立つ事がたくさん書いてある本ですので、おすすめです。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

プロットで応募できるコンペ

小学生・中学生向け小説のプロット(物語のあらすじ)を審査するコンペ「青い鳥文庫小説賞 NOVEL DAYSプロット大賞」が募集中です。この様なコンペが開催されるという事は「プロット」という言葉がだいぶ一般的になってきたと言う事でしょうか。 花野組福岡「作家塾」では、プロットをきちんと書く事を重視していますので、当塾の生徒さんにとっては挑戦しやすいコンペだと思います。

「青い鳥文庫小説賞 NOVEL DAYSプロット大賞」 https://novel.daysneo.com/award/aoitori_plot.html

「作家塾」無料個人レッスンのすすめ

福岡近辺に在住で、小説やシナリオ(脚本)、ライトノベルを書いてみたいと何となくお考えの方へ。花野組福岡「作家塾」では、無料の個人レッスンもご用意しております。

レッスン時間は、40分程度。小説や脚本を書く基礎となるプロット(物語のあらすじ)の書き方をレッスンいたします。また、作品を書く上でのお悩みもお聞きいたします。

無料個人レッスンは、「作家塾」のお試し授業ですので、一回のみのご受講に制限させて頂いてますが、小説を書いてみたいけれど、どうしたら良いのかモヤモヤしている方は、ひとまず受講されては如何でしょうか?

https://hanano-prod.com/無料個人レッスン/

応募作品が完成しました!

花野組福岡「作家塾」で小説コンペに向けて執筆中の作品が遂に書き上がりました。

なんと今回は2作品が同時に完成しました。

それぞれ、予定どおり「第215回 コバルト短編小説新人賞」と「第56回北日本文学賞」に応募します。

とても順調に仕上がったので入賞を期待してます。

ちなみに写真は、最近の作家塾の様子です。
毎回、活気ある雰囲気で授業をしてます。

今後も、続々と作品が誕生するでしょう。

「北日本文学賞」にも挑戦!

花野組福岡「作家塾」では、第56回「北日本文学賞にも挑戦します。
富山の老舗新聞社「北日本新聞社」による歴史ある短編小説コンペです。

応募枚数、400字詰原稿で30枚。締め切りは、8月31日。

地方新聞によるコンペなので、福岡という地方から挑戦するのは有利かなと思います。
作家塾の生徒さんが既に作品の第一稿を書き上げていまして、余裕をもって応募できそうです。プロットを完成させてから、短時間で最後まで作品を書き上げたので、作者が作品に感情移入できている証拠です。

結果発表は、2022年1月1日。
このコンペでも、良い結果が期待できるのではないかと思います。