先日の作家塾の授業をご紹介します。
最近、九州芸術祭文学賞や城戸賞に作品の応募を終えた直後ですが、早速、次に狙う小説や脚本のコンペをいくつか生徒さんにご紹介しました。
作家塾の生徒さんは執筆の初心者なので、小説は、短編小説のコンペを目指します。
しかし、短編小説のコンペというのは、そもそも少なく、最近は増えつつあるのですが、規定枚数が極端に短かったりして、丁度良いものをご紹介するのに、あれこれ探し回ってます。
脚本のコンペは、小説コンペより、もっと数が少ないので、限られたコンペを多数の応募作品と競う事になります。脚本コンペで新設の物は殆どなく、昔からのコンペが今も続いていますが、最近では、短編映画の企画案を募集するというコンペも出てきています。
小説や脚本を書く腕というものは、コンペに受からずとも、応募するだけでも、かなり磨かれるので、コンペを目指して書くのは、有効なのです。
やはり、何事も学ぶ際には、目標があった方が力が出ます。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)