かなり久しぶりのブログです。
以前も、お伝えしましたが「作家塾」は高校でも授業をさせて頂いています。
これまでも、何度か高校生相手に授業をした事はありますが、最近の高校生は、積極的に小説を書きたがっています。
しかも、普段から趣味で小説を書いている生徒さんも居るので、なかなか筆力があります。
もちろん、未熟な所もあるので、こうするともっと良くなるよと助言すると、あっという間に理解して、的確にリライトをしてきます。
つくづく、10代は、飲み込みが凄く早いと感じます。
これくらい若い頃から、物語を書く事を体験しておくと、感覚的に物語の書き方を体得するでしょう。
それと、コミュニケーション能力もなかなか高いです。
授業内で、生徒同士で作品の意見交換をする時間も設けていますが、的確に自分の意見を言います。
もちろん、意見を言うのが苦手な生徒さんも居ますが、全般的に、自分の意見を言える生徒さんが多いと感じます。
これも、数年前には、あまり見られなかった現象です。作品の感想を言うのは、大人でも難しい事なのに、大したものだと思います。
将来的に、小説など、物語に関する分野で優秀な若手が次々と台頭する時代が目前に迫っているのかもしれません。
高校での授業は、実に興味深い発見ばかりです。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)