
花野組福岡では、毎週土曜・午後に対面授業スタイルの「作家塾」も開講しています。最近は、作家塾オンライン講座の紹介に偏り気味でしたが、本日は、対面授業スタイルの「作家塾」が、どの様な授業をしているかをご紹介します。
作家塾では、今も昔も、基本的に参加者の皆様が、宿題として「プロット」(物語のあらすじ)を書いてきて、それを授業の前半で回し読みします。
そして、ある程度、回し読みが終わったら、参加者同士で作品の感想を述べます。
書いた作品を人に読んでもらうだけで無く、他の参加者の方の作品を読んで感想を言うところに筆力アップの重要なポイントがあります。
感想を言う事で、作品を読む力が養われるのですが、読む力とは、作品の良い点や、分かりにくい点などを具体的に理解して読み解く力の事です。その力が伸びると、作品を書く力の向上にも繋がります。
ちなみに、今の作家塾の参加者の皆様は、入塾してから半年以上の方が多く、読む力が少しづつ向上していっている様です。それに伴い、筆力も向上していっています。
もちろん、講師からの講評もあります。講師は、作品の良かった点も述べますが、作品をより良くするための書き直しポイントも述べます。作家塾の参加者は、それらの意見を元に、また次週までに作品を書き直して来て、また全員で回し読むする…..という感じで毎週、集まって頑張っています。
これだけだと、作家塾オンライン講座と授業の流れは、そう大きく変わらない感じもしますが、対面授業スタイルの「作家塾」は、実際に顔を合わせて会話をしますので、講師からの講評が、より繊細な部分まで伝わりやすい様です。
また、参加者同士のコミュニケーションも取りやすいので、教室も和やかな雰囲気です。小説や漫画、演劇、映画などが好きな人が集まりやすい場なので、似たような趣味の人にとっては、それだけでも楽しいかもしれません。
また、「作家塾」の参加者は、必ず何らかの小説・脚本コンペを目指して作品を書いていますので、そういう点も作家塾オンライン講座とは、少し違うかと思います。
おすすめの受講方法としては、先ずは「作家塾オンライン講座」に参加されて、読む事や、書く事に馴れてから、対面授業スタイルの「作家塾」に移行する事を推奨させて頂いています。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

