
本日、作家塾オンライン講座の7回目(全8回)がありました。
前半は講義を行いました。講義内容は以下の通りです。
7回目
①設定(起) に時間をかけ過ぎない
② 展開部(承)の部分は一番長く、その中にも「起承転結」がある
③ クライマックス(転)とオチ(結)は何度もやり直す、複数の可能性を描く
オンライン講座も大詰めではありますので、これ迄のおさらいを兼ねた講義になりました。
「クライマックスとオチは何度もやり直す」では、書き慣れてきたり、筆力がついて来ると、起承転結の承の終わりまでは、割と書ける様になるのですが、その続きの「転・クライマックス」「結・オチ」を書くのが難しく、ベテランの作家でも苦労します。
作品の面白さは、「転・クライマックス」「結・オチ」の完成度と深く関係がある事なので、頑張って何度も、「転」「結」を何度もやり直して完成度を高める事が大切です。
また、参加者の方から、作者に経験のない事を書くと、リアリティある感じに書けず、どうすれば良いかという質問がありましたが、講師からは、どうしても書くのであれば、取材をして書くと有効だが、取材は時間もお金もかかるので、初心者の内は、出来れば自分が経験がある事、自分が書ける事で書いた方が良いという回答がありました。
また、自分と異なる性別の登場人物にセリフを書く場合(例えば男性の作者が女性キャラのセリフを書く)は、その登場人物と同じ性別の人に読んでもらって大丈夫かどうか確認するのも、ひとつの方法という回答もありました。
オンライン講座は、遂に来週で第8回目を迎え、今期は修了予定です。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

