書いてて途中で飽きてしまう方に。

小説や脚本を、いざ書き始めたものの、途中で書けなくなったり、書いてて飽きてしまうと言う方が居られます。

これは、選択した素材(ネタ)に原因があります。

素材の選択は簡単な様で、この段階で上手く行かない人も割と居ます。

これは、自分が書きたいモノと、自分が書けるモノ(書くべき事)とのズレなのです。

言い換えれば自分が憧れている作品と、自分が書ける作品とは違うと言う事です。

理想は、その人にとって、切実な思いが書ける素材を選択する事です。

例えば、その作家にとって、家族が切実な事であれば、家族モノが書きやすいネタになると言えます。

では、どうすれば適切な素材が選べるのでしょうか?

素材選びで難航している方には、プロットで、様々な素材を試す事をおすすめします。

プロットなら短いので、試行錯誤をするのにも効率的です。

そうして、これは何としてでも、最後まで書き切りたい!と思える素材を書ければ、その作品は、半分、完成した様なものです。

素材の選択は、作品を書き始める重要な第一歩です。

正しい素材の選択をしてこそ、作品は完成します。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)