〜本日の作家塾の講義よりご紹介〜
・「準主役」の役割について
準主役とは、主人公が接近していく対象です。
準主役は、必ずしも主役の味方である必要は無く、敵対する相手でも準主役になります。
物語の開始時に、主人公と準主役の関係性が描かれ、以後、結末に向かって主人公が準主役に近づいていき、クライマックスで再接近し、結末で両者の関係の結論が描かれます。
世の中に出回っている小説、漫画、映画を分析してみると、概ね上記のパターンになっています。
面白い物語を書くには、主人公と準主役の関係性が面白い必要があります。
自分が面白いと思える物語で、主人公と準主役の関係性がどうなっているのか分析してみても、良い勉強になるかと思います。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)