連載・<オンライン小説講座>
生まれて初めてドラマを書く人は、まずは登場人物を2人だけにしてみましょう。
そうすると、整理して書きやすいですし、ドラマの全体像も見通しやすいです。
やはりドラマの基本は、2人のやり取りです。
その2人の関係は、親子でも良いですし、恋人でも良いですし、ライバルでも良いです。
主人公は、相手との、やりとりの中で心が変化し、葛藤し、成長する(挫折する事も)。
これがドラマの基本である事は、昔から大きく変わりません。
まずは、物語を書き慣れるまで設定もシンプルさを心がけ、短編の物語を書きましょう。
主人公の設定も、調べ物をせずに、作者の知識だけで無理なく書ける設定にしましょう。
一番、良いのは”普通の人”、つまり作者の等身大の主人公が良いでしょう。
さて、もう一度、繰り返しますよ。初心者が作品を書く上での注意点は…….。
1/登場人物は2人までにする。
2/まずは短編を書いて練習しましょう。
3/主人公は、作者自身に近い人物設定にしましょう。
どんな事でも、最初は無理せず始める事が上達のコツです。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
”読める”だけでも仕事になる。
連載・<オンライン小説講座>
小説や脚本を書く事を学ぶと、その副産物として「作品を読める」様になります。
ここでの「作品を読む」とは、作品のテーマ、作品の構成を的確に読み解き、ここを書き直すともっと良くなると説明できるレベルで「読む」と言う意味です。
そこまで、読める様になれば、それだけでも仕事になります。
例えば、プロデューサー業にも役立つでしょうし、編集者にもなれるでしょう。
それも作家さんから、心強い味方と感じてもらえるレベルの仕事が出来る様になります。
作家さんは孤独な中で戦っていますので、作品を的確に読み、具体的なアドヴァイスをしてくれる味方が居ると有難く感じるはずです。(作家さんも色々な人が居ますので断言しませんが)
それと、作品の企画説明をする際にも「作品が読める」人は、ストーリーに関して具体的な説明が出来る様になります。また、勘に頼って受けるかなと思って作品を作って、大コケするという事も避けられる様になります。(映画の歴史上でも良くある失敗です)「作品を読める」人は、リスク管理が出来る人にもなるのです。
そういう意味で、作家業になる気がなくても、プロデューサー、編集者など、作家と共働する仕事を志しているなら、作品を書いてみるのは有効です。
特に、これから社会に出る学生さん等には、職業選択の幅が広がるので、おすすめします。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
先日の作家塾の授業
どうも、最近、更新が遅れがちで申し訳ございません。
もっと更新頻度を上げたいのですが…….。
さて、先日は「作家塾」の授業でした。
生徒さん達が、それぞれ新作プロットや、書き直しをしてきたプロット、もしくは執筆途中の本編を持参して下さいました。
また、本日より新人さんが1名新たに参加して下さいました。
今現在、会社勤めをしながらライトノベルのコンペに挑戦している方で、
独学で書いてきたものの、しっかり物語の書き方を学びたいと言う事で「作家塾」に参加して下さいました。(有難うございます!)
独学で小説や脚本・シナリオを書かれている方で、何だが筆が進まない、上手くいっている気がしない、という方は独りで悩まずに、気軽な気持ちで「作家塾」をご利用頂けましたら幸いです。
「作家塾」では「物語の書き方の基礎」の理解と習得を重視してまして、その為のトレーニングとして「プロット」の執筆を何度も繰り返しして頂きます。
もちろん、プロットだけで作品が完成する訳では無いのですが、プロットを書く事で、作家としての「自分のテーマ」を知る事が出来ます。それが、他の人には真似できない「独自の作品」を書く事に繋がりますので、コンペ入賞確率が上がり、作家デビューにも繋がる、と言う効果が期待できます。
ただ、プロット執筆は、筋トレと同じで直ぐに効果が出る訳ではありません。
適切なトレーナー、適切なトレーニングを、正しく受けて、実行してこそ効果が出ます。
プロットの書き方や意味を理解するだけでも、作品を書く上で大きな強みになるでしょう。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
「作家塾」本年、初授業。
本日、「作家塾」は本年初授業でした。
ただ、欠席の方が多く、人数少なめの授業スタートでした。
次週は、人数が揃う予定です。
本日は、初授業といっても、いつも通りの授業で、生徒さんが書かれてきた作品を回し読みし、意見交換という流れでした。
新人さんも入塾されたので、自己紹介も行いました。
本日は、コンペ応募直前の方が居られましたので、授業後、その方と仕上げの打ち合わせをしました。
今年も様々な小説・脚本コンペに挑戦する予定です。