作家塾の講師も務める、映画監督・アーティストの花野純子が「北九州市立美術館」 開館50周年を記念して制作した短編SF映画「美術之鬼」(びじゅつのおに)の完成披露上映会を開催します。
観覧ご予約頂いた方に、映画「美術之鬼」特製小冊子を差し上げます。入場無料のイベントです。
※上映会の詳細は、下記のページにてご覧頂けます。(花野純子アーティストサイトにリンク)
福岡から小説家・脚本家・シナリオライターが多数デビュー!学校に在学中の学生さん・社会人が学ぶ小説・ライトノベル・シナリオ(脚本)の書き方講座!入会金無料!
作家塾・木曜クラスと土曜クラス、それぞれで、ご休塾される方が出ましたので、現在、若干、空きが出ています。
もし、作家塾にご興味をお持ちで、木曜・午後、もしくは土曜日・午後にご都合があう方がおられましたら、ご参加されてみませんか?
1ヶ月だけのご参加でも大丈夫です。入会金もございません。
詳細は、「作家塾」のページをご覧ください。
春から、小説の勉強をしてみませんか?
皆様のお問い合わせ、お待ちしています。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
3月下旬から作家塾のオンライン講座が始まりました。
オンラインなので、有難い事に全国の様々な地域からご参加頂いています。
長年、福岡でのみ運営してきた作家塾にとって、オンライン講座は初めてですが、福岡から遠い所にお住まいの方々に受講して頂けるのは、それだけでも不思議な感動をおぼえています。
さて、オンライン講座も、先日、2回目を迎え、前半に「①一番書きたいものを書く事が一番難しいという現実」、「②『書きたいもの』と『書けるもの』の違いについて」、「③日本人に足りない「読解力」について」に関する講義を行い、後半で参加者の皆様が書いて来て下さったプロットの関する意見交換と講評を行いました。
参加者の皆様も、授業の進み方にも馴れてきて、リラックスした雰囲気で受講して頂き、参加者の皆様が積極的に質問をして下さり、お陰様で活気がある授業が出来ました。
今後も不定期でオンライン講座の事を紹介させて頂きたいと思います。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
3/15(土)、北九州による文化芸術次世代育成事業「TRY ARTs」2024の支援事業「小説・ライトノベル・シナリオ・純文学を書くための最強プロット講座」が無事に終了しました。
10代、20代、30代と幅広い若年層の方々にご参加頂き、北九州だけでなく、福岡などからも多くの方々にご参加頂きました。
(小説家志望の中学生から映像作家の社会人まで様々な方々がご参加頂きました!)
実際の講座では、参加者の皆様は、リラックスしつつも、講師の講義を熱心に聞き、プロットを集中して書かれていました。
時間内に全員がプロットを書き上げる事が出来て、参加者同士で作品を交換して読んだりする等の交流があり、大いに盛り上がりました。
また、会場として使わせて頂いた北九州市立文学館・文学ひろばは、磯崎新氏設計による、とても落ち着いた空間で講座の会場として最適でした。文学に関する資料も充実していて、文学ファンにおすすめの施設です。
尚、今回、参加者募集を開始してから2週間ほどで参加枠が満員になりました。この事からも、若年層の物語を書く事への関心の高さがうかがえます。
今後も、同様のイベントを企画運営をしていければと思います。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
小説・脚本講座「作家塾」がオンライン講座を開講しました!
詳細は特設ページをご覧ください。⬇️
2008年の開講以来、数多くの作家デビュー・コンペ入選など結果を出し続けている福岡の小説・脚本講座「作家塾」。
そのノウハウを中学生以上の学生さんから39歳までの社会人まで無料で学べる特別講座を開催します。
◎参加費 無料
◎参加対象 中学・高校・専門学校・大学などの学生。もしくは39歳までの社会人。
◎開催日時 2025年 3月15日(土)
・一限目 13:00~14:30(※ 定員に達しました!)
・二限目 15:30~17:00(※ 定員に達しました!)
(一限目・二限目ともに内容は同じ。どちらかのクラスにご参加ください)
◎会場 「北九州市立文学館」 交流ひろば
◎参加お申し込み ※ 定員に達しました!
◎お問い合わせ miu@hanano-j.com
◎講師「花野 純子 」
福岡市出身・在住の映画監督・アーティスト
1996年に映画「ロンリープラネット」で監督デビュー
映画やアートの創作活動と並行し、2008年から「作家塾」講師を担当。
これまで多くの生徒が作家デビューやコンペで入賞
現在、北九州市立美術館を舞台にした短編 SF映画「美術の鬼」を制作中
2025年4月に北九州市にて上映予定
企画・主催 花野組北九州
助成:文化芸術次世代育成事業「TRY ARTs」2024
後援:公益財団法人北九州市芸術文化振興財団
このブログで、時々、物語の書き方について解説させて頂いてますが、本日は、少し難易度が高い解説をさせて頂きます。
「作家塾」では、プロット(800字程度の物語のあらすじ)を完成させてから、本編の執筆に取り掛かる事を重視しています。
では、プロットの完成を何処で判断しているのかと言うと、一言で言えば「作品のテーマ」が見えた時です。
作品のテーマは、プロットのオチの部分に関わってくる事で、作者が描いたオチ、言い換えると、その作品における「作者の結論(オチ)」=作品のテーマです。
プロットが書き進むと、「主役・準主役・3番手」、「物語の構成」「クライマックス」などが固まってきます。そして、最終的に残るのが「オチ」です。
「オチ」がはっきりするまで、大抵、二転三転するのですが、プロットのリライトが進めば、オチもやがて明確に見えてきます。
そういうプロットを読むと、その作品で作者が言いたい事・思っている事が明確に伝わってきます。正にそれが「作品のテーマ」であり、そうなれば、そのプロットは完成です。
そして、小説や脚本の本編の執筆に移行する事になります。
プロットを書く利点のひとつは、800字という短い文書で、テーマを効率よく探れる事にあります。
優れた作家を目指すなら、テーマがはっきりするまで粘って作品に取り組む態度が重要です。テーマとは作家の魂の問題であり、作家にとっての一生の財産であり、書く原動力になるからです。
そして、テーマとは、人生を生きている人間のみが持ちうる物であり、それが人間の作家とAI創作を大きく分けるのです。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
「作家塾」の元生徒さんで、今は小説家として活躍されている溝口智子さんの最新作「十三月の子猫」(キキ文庫)が遂に発売が開始され、先日から全国の書店に並んでます。
溝口さんもご自身のXでご紹介されてました。
小説家デビューだけでも難しいですが、小説家を続ける事は更に難易度が高いです。
溝口さんは、弛まぬ努力で、それを長い間、継続されてます。
ライト文芸にご興味ある方、よろしければ「十三月の子猫」をご購入頂けましたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
先日、漫画家志望の学生さんが「作家塾」のご面談にお越し頂き、ご入塾して下さいました。
実は、「作家塾」では、以前も、プロの漫画家さんがストーリーテリングを学ぶ目的でご入塾されていた事がございます。(しかも売れっ子の漫画家さんでした。売れている方は勉強熱心です!)
漫画も物語を楽しむメディアなので、プロットの書き方を学ぶ事で「物語の構成」「主人公・準主役・3番手の役割」「クライマックの技術」「テーマ」などを理解できる様になります。
また、プロの漫画家さんでもプロットを書く方は実際におられます。
特に連載全体の構成を考える上でプロットは役に立つでしょう。
プロットがあれが、編集者さんとも打ち合わせがしやすくなると思います。
日本の漫画は、国も後押しする大きなコンテンツ産業になっています。
漫画家志望者だけでなく、編集者・プロデューサーとして漫画に携わる仕事を目指している方にとっても、プロットの書き方を学べば、理論的に物語を理解できる様になります。
プロットは、物語に関係する様々な仕事に活かせる便利な技術です。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)