「三服文学賞」発表延期。

先日、和多屋別荘から以下のお知らせがありました。

・【三服文学賞】受賞作品発表延期のお知らせ

4月23日(日)に予定していた受賞作の発表を、5月27日(土)に延期させていただきます。

想定をはるかに上回る、2,000を超える応募があり、選考をより丁寧に進めるべくお時間を頂戴いたします。

……との事です。

私達も今年の1月〜3月に、三服文学賞の関連イベント「小説の書き方連続講座」を担当させて頂きましたが、最終的に予想を遥かに上回る応募があったとの事で、果たして全部、読めるだろうかと心配してました。

ただ、それだけ1作品づつ丁寧に読んでおられるのだなぁとも思います。

読むのは、書くのと違う苦労があります。
(注・私達は審査に関わっていません)

「作家塾」でも、生徒さんの作品をいくつも読ませて頂きますが、本当に疲れます。

審査を担当されている皆様、どうぞお身体ご自愛しながら読んで頂けたらと思います。

取り敢えず、参加賞のひとつ、温泉の入浴券は頂けたので、また和多屋別荘に行けたら行きたいです。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

本日、老舗百貨店・岩田屋本店にて「ライトノベル講座」を開催。

本日、福岡市天神にある老舗百貨店「岩田屋」本店にて「~ライトノベルを書くためのプロット講座~」を開催しました。

講師は、作家塾講師でもある「花野純子」が務めさせて頂きました。

ライトノベルを書くのに役立つプロットの基礎知識について講義し、参加者の皆様には、その場で30分とってオリジナルのプロットを書いて頂きました。

今回も、様々な世代の方にご参加頂き、和やかな雰囲気の授業となりました。

岩田屋での小説講座の開催も今回で3回目です。

小説を書いてみたいという方が、福岡でも、益々、増えていっている印象があります。

また、岩田屋で小説講座を開催させて頂くかもしれませんので、その時は、このブログでもお知らせいたします。

1回で終わる講座ですので、初心者様におすすめです。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

~準主役の役割~ <作家塾の講義より>

〜本日の作家塾の講義よりご紹介〜

・「準主役」の役割について
準主役は、主人公の心情を表す為に使えます。

主役と準主役がやりとりする事で、主人公が何を思っているか表現できるのです。

準主役は、必ずしも主役の味方である必要は無く、敵対する相手でも準主役になります。

世の中に出回っている小説、漫画、映画などの準主役を分析してみると、様々なパターンの準主役がいる事に気付きます。

それでも準主役は、基本的には主人公の心情を表す(つまり読者に主人公の気持ちを伝える)役割を担っています。

もちろん、準主役以外の登場人物も、主人公の気持ちを表現する役割は果たせるのですが、やたらと登場人物を増して混乱するよりも、準主役一人を丁寧に作った方が書きやすいし、読みやすいです。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

第32回(2022年度)新人シナリオコンクール・3次審査まで行けました。

第32回(2022年度)新人シナリオコンクールにて、作家塾の生徒さんの「光差すまで」<難波はるか>さんが、3次審査まで残りました。

同コンクールは、4次審査が最終審査なので、かなり良いところまで行ったと言えます。

難波はるかさんは、前回も同コンクールに挑戦し、その時は、1次審査通過までだったので、着実に腕が上がりました。

難波さんは、今後は、入賞を目指して、引き続き頑張っています。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

本日の作家塾の授業。

たまには、作家塾の授業をご紹介します。

今現在、作家塾は、木曜・土曜クラス合わせて10名前後の方が参加されています。

小説を書きたい方、脚本を書きたい方の比率は、半々くらいです。

本日は、土曜クラスの授業がありました。

授業内で「ドラマとは、主人公と他者との心の距離が近づいていく様子を描いたもの」という講義もしました。

それに関連した技術として、主人公だけでなく、準主役の視点で描かれたプロットを書く事も講義しました。

そして、生徒さんが書いてきたプロットの意見交換も行いました。

作家塾の授業は、こんな感じで行われています。

ちなみに、作家塾に参加されるのでしたら、木曜クラスの方が人数が少ないので、おすすめです。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

映画「ポーの彼方」上映会。無事、終わりました。

上映会場は小倉城の敷地内にあり、桜が満開でした

3月25日(土)、北九州・小倉の「松本清張記念館」で開催した映画「ポーの彼方」の上映会が無事に終了しました。

映画「ポーの彼方」は、エドガー・アラン・ポーの小説「大鴉」を原案に私達が製作した短編映画です。

私達「花野組福岡」は、「作家塾」の運営とは別に映画・演劇の製作を本業としています。

上映後の関係者トーク

今回の映画製作も、本業の活動の一部です。

それでは、何故、エドガー・アラン・ポーの映画を松本清張記念館で上映したの?と聞かれそうですが、実は松本清張がポーのファンで、同記念館では、過去もポーの展覧会が開催されています。

その流れで、今回の映画を松本清張記念館で上映させて頂きました。

今回の映画では、松本清張記念館の皆様を始め、ロケ地となった「旧古河鉱業若松ビル」や、北九州市の多くの方々に多大なご協力を頂きました。

この場を借りて、深く感謝いたします。

もちろん、映画をご覧頂いたお客様にも深く感謝いたします。

上映会にも多くの方々にお越し頂き、会場は盛り上がりました。

上映会上のポスターと特製小冊子

また、今回の上映会の特典アイテム「大鴉特製小冊子」もご好評を頂きました。
(大鴉を花野純子が翻訳したものです)

今後も、花野組福岡は、様々な形で、映画や演劇を製作していく予定です。

映画「ポーの彼方」特設サイト

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

「小説の書き方 連続講座」無事に終了しました。

講座の様子

嬉野温泉「和多屋別荘」による文学賞「三服文学賞」(3/19締切)。

その関連企画として作家塾の花野純子が講師を担当させて頂いた「小説の書き方連続講座」が、先日の3/5(日)に無事、終了しました。

1月・2月・3月と続いた連続講座でしたが、全ての回にご参加頂いた方も居て、盛り上がった企画でした。

和多屋別荘の皆様の丁寧なサポートのお陰で、授業をスムーズに行う事が出来ました。
(有難うございました!)

「三服文学賞」は、2000文字以内の小説かエッセイ、もしくは短歌でも応募できます。

応募すれば、必ず温泉入浴券を貰える気前の良いコンテストです。

応募締切まで、あと数日ですが、まだ間に合うので、この機会に是非、ご応募ください。

・「三服文学賞」公式サイト

明日は三服文学賞「小説の書き方連続講座」。

和多屋別荘の中はとっても綺麗です。

明日、3/5(日)13時より嬉野温泉「和多屋別荘」にて「小説の書き方 連続講座」の3回目が開講します。

この講座は、「和多屋別荘」が主催する温泉宿初の文学賞「三服文学賞」の関連イベントとして、小説の書き方の基礎について、作家塾講師の「花野純子」が1月、2月、3月と月一で講師を担当させて頂きました。

明日が連続講座の最終回となります。



会場となる「和多屋別荘」は嬉野温泉でも有名な老舗旅館で、内部も美術館のような素敵な空間です。

もちろん、温泉も素晴らしいです。

参加無料ですので、どうぞお気軽にご参加ください。

追記;「三服文学賞」の応募締め切りは、3/19(日)です。応募するだけで入浴券が参加賞で全員もらえます!

詳細は、「和多屋別荘」のサイトでご確認ください。

・「三服文学賞

物語の設定について

設定は作者の趣味だけで決められる物では無いのです。

「設定」は、物語上のサービスです。

物語の世界観、主人公、準主役、ライバルなど、これらが設定ですが、要は読者を楽しませる為にあります。(もちろん作家の個性とも関係しますが)

起承転結で言えば、起と承が設定が関係する箇所として重要です。

どんなに優れた「転」クライマックスや感動的な「結」ラストが書かれているとしても、起と承という物語の前半部分で読者に退屈と見なされて、途中で捨てられては、苦労も水の泡です。

起と承は、読者を最後まで導く為にも、面白そうだなと感じて貰える様に、注意深く丁寧に書く必要があります。

読者の立場に立って考える視点も作家の配慮として大切なのです。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

明日、和多屋別荘にて「小説の書き方講座」2回目。

和多屋別荘の「三服」で講義します!

明日2/11(土)13時より嬉野温泉「和多屋別荘」にて花野純子が講師を務める「小説の書き方」講座の第2回目がございます。

今回は<素材とテーマの違い>を講義します。

参加費無料で誰でもご参加頂けます。

和多屋別荘のインスタで講座のライブ配信もします。

詳細は「和多屋別荘」公式サイト