U39向け「小説・ライトノベル・シナリオ・純文学を書くための最強プロット講座」は盛況のうちに終わりました!

講師の花野純子の講義を参加者の皆様は熱心に聞いておられました。
会場の「北九州市立文学館」はとても素晴らしい場所でした!

3/15(土)、北九州による文化芸術次世代育成事業「TRY ARTs」2024の支援事業「小説・ライトノベル・シナリオ・純文学を書くための最強プロット講座」が無事に終了しました。

10代、20代、30代と幅広い若年層の方々にご参加頂き、北九州だけでなく、福岡などからも多くの方々にご参加頂きました。
(小説家志望の中学生から映像作家の社会人まで様々な方々がご参加頂きました!)

実際の講座では、参加者の皆様は、リラックスしつつも、講師の講義を熱心に聞き、プロットを集中して書かれていました。
時間内に全員がプロットを書き上げる事が出来て、参加者同士で作品を交換して読んだりする等の交流があり、大いに盛り上がりました。

また、会場として使わせて頂いた北九州市立文学館・文学ひろばは、磯崎新氏設計による、とても落ち着いた空間で講座の会場として最適でした。文学に関する資料も充実していて、文学ファンにおすすめの施設です。

尚、今回、参加者募集を開始してから2週間ほどで参加枠が満員になりました。この事からも、若年層の物語を書く事への関心の高さがうかがえます。

今後も、同様のイベントを企画運営をしていければと思います。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

<満員になりました!>「小説・ライトノベル・シナリオ・純文学を書くための最強プロット講座」を開催!!

39歳以下の方が対象の1日限定プロット講座

・中学生・高校生・大学生・39歳以下の社会人向け講座

2008年の開講以来、数多くの作家デビュー・コンペ入選など結果を出し続けている福岡の小説・脚本講座「作家塾」。
そのノウハウを中学生以上の学生さんから39歳までの社会人まで無料で学べる特別講座を開催します。

参加費 無料

参加対象 中学・高校・専門学校・大学などの学生。もしくは39歳までの社会人。

開催日時 2025年 3月15日(土)
・一限目 13:00~14:30(※ 定員に達しました!) 
・二限目 15:30~17:00(※ 定員に達しました!
(一限目・二限目ともに内容は同じ。どちらかのクラスにご参加ください)

会場 「北九州市立文学館」  交流ひろば

参加お申し込み ※ 定員に達しました!

お問い合わせ  miu@hanano-j.com

講師「花野 純子 」
福岡市出身・在住の映画監督・アーティスト
1996年に映画「ロンリープラネット」で監督デビュー
映画やアートの創作活動と並行し、2008年から「作家塾」講師を担当。
これまで多くの生徒が作家デビューやコンペで入賞
現在、北九州市立美術館を舞台にした短編 SF映画「美術の鬼」を制作中
2025年4月に北九州市にて上映予定

講師:花野純子

企画・主催 花野組北九州
助成:文化芸術次世代育成事業「TRY ARTs」2024
後援:公益財団法人北九州市芸術文化振興財団

プロットの完成は、作品のテーマが見えた時

プロットが完成したかどうかを見極めるのは、読む力がつくまではなかなか難しいです。

このブログで、時々、物語の書き方について解説させて頂いてますが、本日は、少し難易度が高い解説をさせて頂きます。

「作家塾」では、プロット(800字程度の物語のあらすじ)を完成させてから、本編の執筆に取り掛かる事を重視しています。

では、プロットの完成を何処で判断しているのかと言うと、一言で言えば「作品のテーマ」が見えた時です。

作品のテーマは、プロットのオチの部分に関わってくる事で、作者が描いたオチ、言い換えると、その作品における「作者の結論(オチ)」=作品のテーマです。

プロットが書き進むと、「主役・準主役・3番手」、「物語の構成」「クライマックス」などが固まってきます。そして、最終的に残るのが「オチ」です。

「オチ」がはっきりするまで、大抵、二転三転するのですが、プロットのリライトが進めば、オチもやがて明確に見えてきます。

そういうプロットを読むと、その作品で作者が言いたい事・思っている事が明確に伝わってきます。正にそれが「作品のテーマ」であり、そうなれば、そのプロットは完成です。
そして、小説や脚本の本編の執筆に移行する事になります。

プロットを書く利点のひとつは、800字という短い文書で、テーマを効率よく探れる事にあります。
優れた作家を目指すなら、テーマがはっきりするまで粘って作品に取り組む態度が重要です。テーマとは作家の魂の問題であり、作家にとっての一生の財産であり、書く原動力になるからです。

そして、テーマとは、人生を生きている人間のみが持ちうる物であり、それが人間の作家とAI創作を大きく分けるのです。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

溝口智子先生の「十三月の子猫」書店に並んでます。

小説「十三月の子猫」書店に並んでます!

「作家塾」の元生徒さんで、今は小説家として活躍されている溝口智子さんの最新作「十三月の子猫」(キキ文庫)が遂に発売が開始され、先日から全国の書店に並んでます。

溝口さんもご自身のXでご紹介されてました。

小説家デビューだけでも難しいですが、小説家を続ける事は更に難易度が高いです。
溝口さんは、弛まぬ努力で、それを長い間、継続されてます。

ライト文芸にご興味ある方、よろしければ「十三月の子猫」をご購入頂けましたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

作家塾・元在籍生「溝口智子」さんの最新作・発売!

作家塾・元在籍生「溝口智子」さんの最新作です!

作家塾の元生徒さんで、今は小説家として活躍しておられる「溝口智子」さんの最新作「十三月の子猫」(キキ文庫)が2025年2月4日に発売されます。

溝口さん曰く「『十三月の子猫』 ハートウォーミングな小説です。 ご予約お待ちしてます!」と言う事です。

溝口智子さんは、X(溝口智子)もされてますので、ご興味ある方は、そちらもご覧頂けましたら幸いです。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

プロットを学べば漫画にも活用できます。

プロットを学んで面白い漫画を描こう!

作家塾は、漫画家さんにもご活用いただいてます。

先日、漫画家志望の学生さんが「作家塾」のご面談にお越し頂き、ご入塾して下さいました。

実は、「作家塾」では、以前も、プロの漫画家さんがストーリーテリングを学ぶ目的でご入塾されていた事がございます。(しかも売れっ子の漫画家さんでした。売れている方は勉強熱心です!)

漫画も物語を楽しむメディアなので、プロットの書き方を学ぶ事で「物語の構成」「主人公・準主役・3番手の役割」「クライマックの技術」「テーマ」などを理解できる様になります。

また、プロの漫画家さんでもプロットを書く方は実際におられます。
特に連載全体の構成を考える上でプロットは役に立つでしょう。
プロットがあれが、編集者さんとも打ち合わせがしやすくなると思います。

日本の漫画は、国も後押しする大きなコンテンツ産業になっています。
漫画家志望者だけでなく、編集者・プロデューサーとして漫画に携わる仕事を目指している方にとっても、プロットの書き方を学べば、理論的に物語を理解できる様になります。

プロットは、物語に関係する様々な仕事に活かせる便利な技術です。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

お土産を頂きました!

「作家塾」木曜クラスの生徒さんが、先日、福岡市科学館で開催中の「毒展」を観にいかれて、その時のお土産として「毒クッキー」を買ってきて下さいました。

クッキーは、木曜クラス・土曜クラスの生徒さんで頂きました。(有難うございました!)

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

「作家塾」では、どんな授業をしている?

「作家塾」では独自の授業を行っています。

・「作家塾」での授業内容が気になる方も居られますので・・・
本日は「作家塾」の授業スタイルをご紹介します。
小説や脚本の書き方を、どの様に学べるのか?と言う事にご興味ある方もおられるかと思います。

「作家塾」の授業時間は90分です。
授業の初めに、生徒さん各自に宿題として書いてきて頂いた800字〜1000字程度の物語のあらすじ「プロット」を全員分、回し読みします。この回し読みに大体30〜40分かかります。

全員がプロットを読み終わったら、各生徒さんのプロットの感想を全員が述べます。
この時のポイントとしては、プロットの良い点、つまり面白かった点を中心に述べる事がコツです。最後に講師が感想とリライト(改良)のポイントを述べます。この意見交換に60分くらいかかります。

そして、生徒さん達は、授業中に聞いた感想や講評をヒントにして、次回の授業までにプロットを改良してきます。そうする事で少しづつプロットの完成度を高め、最終的にプロットが完成し、本編(小説や脚本の本文)の執筆に移行します。

尚、宿題として書いてきて頂いているプロットですが、絶対に書いてこなければならないと言う訳では無く、忙しかったり思いつかなかったりで書けない時も当然ありますので、そういう時でも授業にご参加頂いてます。

自分のプロットが行き詰まっている時も、他の生徒さんのプロットを読んで、書くヒントが得られる事もございますので、なるべく休む事なく、コツコツと授業にご参加いただく事が割と大切です。

と、言う感じで「作家塾」では、毎週、授業を行っています。

生徒さん達は、小説などの物語を読んだり、書いたりする事が好きな方々ですので、教室の雰囲気は和やかです。

ご興味がある方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

2025年も何卒よろしくお願いいたします。

2025年になりました。
皆様、明けましておめでとう御座います。

今年の作家塾の目標は、昨年に引き続き、作家塾から順調に作品が誕生し、小説や脚本のコンペへの挑戦が続く事を願っています。

それには、生徒の皆様の頑張りが何より大切ですので、作家塾では皆様のサポートと楽しく前向きな活気に満ちた塾の雰囲気作りを大切にしていきたいです。

また、コンペに挑戦したものの入賞できなかった作品の中にも、良い作品がたくさんがありますので、そういった物をボイスドラマにする等、新たな活用もしてみたいです。

他に、作家塾に関連したイベントも開催予定です。
詳細が決まり次第、このブログでもご案内させて頂きます。

小説や脚本を書いてみたいと言う方は、今年こそ執筆に挑戦してみませんか?

作家塾では、皆様のご参加を、いつでもお待ちしています。

今年も「作家塾」を何卒よろしくお願い申し上げます。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)