たまには、シナリオに関する書籍をご紹介。
世の中には、数多のシナリオの書き方に関する書籍が出版されておりますが、
小津安二郎監督の脚本家として有名な野田 高梧(のだ こうご、1893年11月19日 – 1968年9月23日)による脚本の書き方指南書「シナリオ構造論」は、説得力のある書籍として有名です。
名作映画の脚本を何十本も手がけた野田高梧だけに、脚本の書き方に関して、重みのある説得力に満ちた内容です。
実例を交えながら客観的に脚本を解説する構成は、さながら脚本の科学書です(私の個人的感想です)。
初版が1952年なので、文体が少し堅めで、やや読みにくいかもしれませんが、シナリオライターを志す人は、ご一読頂いて損は無いかと思います。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
「作家塾」オンライン授業を継続中
花野組福岡「作家塾」では、緊急事態宣言に伴いオンライン授業を実施中です。
ネットで授業を出来るというのは、なかなか便利なものです。
ただ、本当は、実際に会う対面授業の方が効果的なので、早く緊急事態宣言が解除される日が来れば良いのですが。
ところで、作家塾では、ふたつの小説コンペに挑戦予定です。
1/「星新一賞」 9/30〆切
2/「青い鳥文庫小説賞 NOVEL DAYSプロット大賞」 9/30〆切
今現在、コンペに挑戦する生徒さん達が頑張って応募する作品を書いています。
経過は、今後もご報告させて頂きます。
「作家塾」。只今、オンライン授業。
福岡の小説講座・花野組福岡「作家塾」では、8月20日からの福岡県の緊急事態宣言に伴いオンライン授業を実施しています。
生徒の皆様のご協力もありまして、オンラインでも滞りなく授業をさせて頂いております。
現在も、新作の小説・シナリオ(脚本)のプロットが順調に誕生しています。
オンライン授業は、緊急事態宣言が解除されるまで実施いたします。
福岡でも、急速に新型コロナウイルスの感染が拡大しています。
どうか皆様も、くれぐれもお気をつけください。
書籍紹介/スティーブン・キング「書くことについて」
たまには、小説を書く上で役に立ちそうな本をご紹介します。
ご紹介する本は、スティーブン・キング著「書くことについて」(小学館文庫)。
ホラー小説家として超有名なスティーブン・キングが小説の書き方について自伝的な要素も含めて書いた本です。
子供の頃、小説を書き始めた頃の事や、伴侶と出会った学生時代、作家として売れる前の頃、そして有名作家になった後、それぞれの時代の出来事をドラマチックに描写しており、さすがベストセラー作家が自ら書いた自伝は読み応えが違います。
また、同時に「売れる小説の書き方」も説得力ある語り口で指南してくれます。これを読むと、自分も明日から小説を書く気が沸き起こる、とても元気になれる本です。
ただ、スティーブン・キングがプロット(物語のあらすじ)は必要無いと言う点だけには賛同できません。
少年時代から小説を書きまくっているスティーブン・キングには、プロットは必要無いかもしれませんが、これから小説を書こうという初心者の方は、きちんとプロットを学びましょう。
初心者がプロットを知らずに書くのは、コンパス無しで大海原を航海する様なものです。万に一つ、上手く書ける事もあるかもしれませんが、プロットを書いた方が、より確実かつ短時間に作品の完成度を高める事が出来るのです。(当塾の結果が実証してます)
とは言え、スティーブン・キング著「書くことについて」は、創作に役立つ事がたくさん書いてある本ですので、おすすめです。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
プロットで応募できるコンペ
小学生・中学生向け小説のプロット(物語のあらすじ)を審査するコンペ「青い鳥文庫小説賞 NOVEL DAYSプロット大賞」が募集中です。この様なコンペが開催されるという事は「プロット」という言葉がだいぶ一般的になってきたと言う事でしょうか。 花野組福岡「作家塾」では、プロットをきちんと書く事を重視していますので、当塾の生徒さんにとっては挑戦しやすいコンペだと思います。
「青い鳥文庫小説賞 NOVEL DAYSプロット大賞」 https://novel.daysneo.com/award/aoitori_plot.html
「作家塾」無料個人レッスンのすすめ
福岡近辺に在住で、小説やシナリオ(脚本)、ライトノベルを書いてみたいと何となくお考えの方へ。花野組福岡「作家塾」では、無料の個人レッスンもご用意しております。
レッスン時間は、40分程度。小説や脚本を書く基礎となるプロット(物語のあらすじ)の書き方をレッスンいたします。また、作品を書く上でのお悩みもお聞きいたします。
無料個人レッスンは、「作家塾」のお試し授業ですので、一回のみのご受講に制限させて頂いてますが、小説を書いてみたいけれど、どうしたら良いのかモヤモヤしている方は、ひとまず受講されては如何でしょうか?
応募作品が完成しました!
花野組福岡「作家塾」で小説コンペに向けて執筆中の作品が遂に書き上がりました。
なんと今回は2作品が同時に完成しました。
それぞれ、予定どおり「第215回 コバルト短編小説新人賞」と「第56回北日本文学賞」に応募します。
とても順調に仕上がったので入賞を期待してます。
ちなみに写真は、最近の作家塾の様子です。
毎回、活気ある雰囲気で授業をしてます。
今後も、続々と作品が誕生するでしょう。
「北日本文学賞」にも挑戦!
花野組福岡「作家塾」では、第56回「北日本文学賞」にも挑戦します。
富山の老舗新聞社「北日本新聞社」による歴史ある短編小説コンペです。
応募枚数、400字詰原稿で30枚。締め切りは、8月31日。
地方新聞によるコンペなので、福岡という地方から挑戦するのは有利かなと思います。
作家塾の生徒さんが既に作品の第一稿を書き上げていまして、余裕をもって応募できそうです。プロットを完成させてから、短時間で最後まで作品を書き上げたので、作者が作品に感情移入できている証拠です。
結果発表は、2022年1月1日。
このコンペでも、良い結果が期待できるのではないかと思います。
次回、応募予定の小説コンペ
花野組福岡「作家塾」で次回挑戦予定の小説コンペは、WebマガジンCobaltによる「第215回 コバルト短編小説新人賞」です。
応募原稿の枚数が、400字詰で25〜30枚なので、新人さんでも応募しやすいコンペです。今現在、「作家塾」の生徒さんが応募作品を鋭意執筆中ですが、入選が期待出来る面白い作品が完成しそうです。
受賞結果が出るのが、年内12月頃ですので、その頃に、また結果をお知らせします。
ここ最近、「作家塾」では小説コンペで連続して良い結果が出ていますので、今回のコンペでも乞うご期待ください!
作家塾の授業スタイル
小説・ライトノベル・シナリオの教室「作家塾」の授業スタイルをご紹介。
「作家塾」の授業は、とてもシンプルです。
まず、授業の前半、1時間ほどで参加者全員で書いてきたプロット(物語のあらすじ)を回し読みします。
そして、授業の後半1時間で、作品の感想を述べます。この時、講師も感想を述べます。
それで授業は終わり。そして、次回までにプロットを書き直し、また持ってきます。
「他人の作品の感想を述べ、自分の作品の感想を言ってもらう(そして、書き直す)」
このシンプルな授業スタイルが、作品を書く力になります。
それに小説や映画が好きな人たちと意見交換する事も楽しいです。
もし、少しでも小説やライトノベル、シナリオを書いてみたいと言う方は、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
無料個人レッスンもございます。