
最近、作家塾・土曜クラスへの新規ご入塾が続いていて賑やかになっております。
その一方で、木曜クラスの方に2名の空きがございます。
作家塾・木曜クラスへのご参加にご興味をお持ちの方は、講師とのご面談で作家塾の事を詳しくご案内させて頂きます。
ご面談にかかる時間は、30分程度です。
ご希望の方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせは、下記のコンタクトフォームからお願いいたします。
花野組福岡「作家塾」(小説・ライトノベル・脚本・シナリオ・プロット講座)オンライン講座も!
福岡から小説家・脚本家・シナリオライターが多数デビュー!学校の学生さん・社会人が学ぶ小説・ライトノベル・シナリオ(脚本)の書き方講座!小説&脚本オンライン講座も!
最近、作家塾・土曜クラスへの新規ご入塾が続いていて賑やかになっております。
その一方で、木曜クラスの方に2名の空きがございます。
作家塾・木曜クラスへのご参加にご興味をお持ちの方は、講師とのご面談で作家塾の事を詳しくご案内させて頂きます。
ご面談にかかる時間は、30分程度です。
ご希望の方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせは、下記のコンタクトフォームからお願いいたします。
「作家塾」では、順調に作品を完成させて、小説コンペに応募し続けています。
先日、第233回コバルト短編新人小説賞と第36回舟橋聖一顕彰青年文学賞に作品を応募しました。
どちらも作家塾に入塾して、1年未満の生徒さんが作品を完成させ応募まで成し遂げました。
結果を出すにも、作品を完成させ、応募する事が第一歩です。
作家塾では、今後も積極的に作品を完成させ、コンペに応募します。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
「プロット」とは、物語の始まりから終わりまでを書いた物語の粗筋の事です。
プロットを書く事で物語の大体の流れを決める事が出来るので、小説や脚本を完成させ易くなります。
プロットは、古くから使われている創作技術の一つで、いわば、デッサンみたいな物です。
脚本業界では、プロットを書く事から仕事が始まりますので、プロットの技術は必須です。
しかし、小説の世界では、昔からプロットを書かない派(つまり、いきなり本編を書く)もいます。
結論から言うとプロットが無くても小説は書けます。
ただし、効率が悪かったり、途中で筆が止まる危険性が高まります。
例えば、プロット書かない派の作家スティーブン・キングでも何百枚も書いた挙句、展開に行き詰まり頓挫しかけて青ざめたというエピソードがあります。(何とか頓挫を回避できたそうですが)
スティーブン・キングは、子供の頃から小説を書き続けて腕を磨いた人なので、プロットが無くとも小説を書けるでしょう。
そういう作家でも頓挫しかけたのですから、小説初心者なら尚更かと思います。
プロットを書く事で得られる恩恵のひとつは、初心者でも、最小限の時間で作品を完成できると言う事です。
作家塾に参加する方々は、ほぼ初心者さんで、お仕事もあるので書く時間も限られています。
作家塾では、そういう方々が、作品を着実に完成させ、コンペに応募するという事を高い確率で達成出来ています。
作家としての腕を上げるにも、先ずは作品を完成させる事が第一歩なのですが、作家塾ではプロットを重視する事で、それを実現しています。
また、プロットの技術を習得する事で、作品の読み方も身につきます。
読み方が分かれば、演出や制作の技術にも繋がるので、その手の道を目指している方にも役立つでしょう。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
花野組福岡「作家塾」では、最近、生徒さんたちが順調に作品を完成させ、小説コンペに応募するという事が続いています。
作品を完成させる事も、それをコンペに応募する事も、なかなか難しく労力も時間もかかるので、生徒さん達の情熱と継続力に感心しています。
そして、「星新一賞」に応募しました。
以前から気になっていた小説コンペなのですが、遂に応募が実現しました。
競争が激しいコンペですが、面白い作品なので、少しでも良い結果が出る事を期待しています。
ところで、この記事をお読みの方で、独りで作品を書いているけれど、完成させるのも難しいという方は「作家塾」で書かれてみては如何でしょうか?
独りよりも、同じ志の人達と共に書いた方が、やる気が維持しやすいかもしれません。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
第16回角川春樹小説賞を受賞した作家塾の卒業生「愛野史香」さん(受賞時のペンネームは桜田光)のデビュー作「あの日の風を描く」(受賞時の題名は真令和復元図)が10月15日(火)に発売されます。
美術作品修復を学ぶ京都の美大生たちの青春を描いた小説です。
全国の書店に並びますので、ご興味ある方は、ご購入して頂けましたら幸いです。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
作家塾の近況をお知らせします。
先日、生徒さんが何ヶ月もかけて書き上げた小説を「第11回 林芙美子文学賞」に応募しました。
その生徒さんが小説を書くのは初めてでしたが頑張って仕上げた力作ができました。
林芙美子文学賞は、最近、人気が高く競争倍率も高いかと思われますが、少しでも良い結果が出て欲しいです。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
作家塾講師の花野純子が物語の書き方指導をさせて頂いている、ある通信制高校のライトノベル部の近況をご紹介します。
最近は、東京書籍の「青いスピン」に小説を応募しました。
部員が1学期の間から夏休みいっぱいを使って完成させた小説です。
応募した作品を読んでみましたが、応募原稿も含めて頑張って仕上げた力作でした。
また、学院祭に向けて部員それぞれの小説やコラムを収録したZINEを作ってみようと言う事になり、部員各員がどんな事を書くのか思案している所です。
ライトノベル部も日々、進化していっています。
今後も不定期でライトノベル部の事をご紹介させて頂きます。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
「作家塾」では、参加者の皆様が順調に作品(小説・脚本)を完成させ、次々と様々なコンペに応募しています。
最近のコンペ応募実績は以下のとおりです。
・「九州芸術祭・文学賞」2作品を応募。
・「青年文学賞」1作品を応募。
受賞するにも、先ずは作品を完成させて、応募する事が第一歩です。
作家塾では、プロットの書き始めから、作品の完成まで、講師が丁寧に寄り添う事で、順調に作品が完成し続けています。
もちろん、作品を書き上げる事は、独りでも可能です。
しかし、更に良い作品を書き、コンペで入賞する確率を高めるには、講師の客観的な指導があった方が効率的です。
特に、小説・脚本のコンペに応募し、尚且つ受賞も目指している方には「作家塾」はおすすめです。作家デビュー・受賞実績が多数ある事が「作家塾」の有効性を実証しています。
「作家塾」の参加者の皆さんは、前向きに切磋琢磨しつつ、楽しく作品を書いておられます。
ご興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)
内容:小説・脚本の書き方の基礎を学べるお試し授業。
時間:45分程度
回数:1回限り受講可能
会場:福岡市内
料金:無料(要・事前ご予約)
定員:5名まで
「作家塾」の授業を体験できる無料講座です。
受講には、事前のご予約が必要です。
※持ち込み作品の添削・講評は行っていません。
※お申込み後の無断欠席は、ご遠慮ください。
(このイベントは、終了しました)
物語の書き方を学ぶ上で、映画を観るのも有効です。
優れた映画ならば、人物の書き分けが明確で、始まりからオチまで丁寧に描かれています。
それに映画は、物語の分量としては小説よりも短いです。
映画の物語のボリュームは、短編小説くらいでしょうか。
また、一本の映画を見終わる時間は、90分〜130分がほとんどです。
そういう点も、物語を学ぶのに映画鑑賞は効率が良いかと思います。
このブログでも、映画を教材に「主役・準主役・3番手」について考えてみます。
さて、本日の教材は、映画「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」です。
1985年のアメリカ映画で、監督はマイケル・チミノ、脚本にオリバー・ストーンが関わっています。
映画「プラトーン」で有名な監督オリバー・ストーンは、脚本家としてキャリアをスタートしていて、分かりやすくて娯楽性がありつつ、独特なテーマを持った脚本を書いてます。
映画「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」でも、登場人物の描き方が丁寧かつユニークです。
では、主人公・準主役・3番手〜について考えていきましょう。
・主人公「スタンリー・ホワイト」(俳優 ミッキー・ローク)
・準主役「ジョーイ・タイ」(俳優 ジョン・ローン)
・3番手「トレイシー・ズー」(俳優 アリアーヌ・コイズミ)
上記が映画「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」における主役・準主役・3番手です。
物語の内容は、刑事スタンリー・ホワイトが執念の捜査で、チャイニーズマフィアの若き首領ジョーイ・タイを少しづつ追い詰めていき、クライマックスで、両者が遂に直接対決するという感じで、それと共に刑事スタンリー・ホワイトとチャイニーズマフィアを取材する記者トレイシー・ズーの恋愛(不倫)の発展も描かれていきます。
物語の展開自体は一見、平凡なのですが、登場人物に独自性があって魅力的です。
主人公の刑事スタンリー・ホワイトは、ベトナム戦争帰りという設定で精神を病んでいるかの様な暴力性を抱えていて、既婚者なのに平然と不倫をするし、感情移入しにくいキャラなのですが、それがマフィアの首領ジョーイ・タイの残忍でありながら高潔さがあるキャラとの対比で両者が際立ち、どちらも悪人なのに魅力的に見えてしまいます。
着目すべきは、映画の冒頭で、主人公と準主役と3番手が出会い、そこから物語がスタートする事です。そして、映画の最後の最後まで、この3人は出てきて、彼らの結末がどうなったのかまでを丁寧に描き切っています。
刑事スタンリー・ホワイトと首領ジョーイ・タイの両者には、それぞれが所属するグループ内で異端者として孤立しているという共通点があり、殺し合いをする相手でありながら、唯一、分かり合える様な関係にまで発展し、彼らの結末には感動すら覚えてしまいます。
また、主人公スタンリー・ホワイトの不倫相手で、この映画での3番手トレイシー・ズーが、どういう役割を果たしているかと言うと、主人公が所属するエリート階級だけど、嘘ぽくって、本当の愛情が無い世界から解放してくれる相手としてトレイシー・ズーが存在してます。
この様に考えると、3番手トレイシー・ズーも、主人公の成長(変化)を描く上で重要キャラと言えるでしょう。
これ以上、あれこれ書くとネタバレになるので止めますが、映画「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」は、とても面白い映画です。ご興味ある方は、ぜひご覧ください。
そして、ご鑑賞後、主人公・準主役・3番手の関係の変化の過程、4番手以降は誰か?、作品のテーマは何か?など、あれこれ考えてみると、物語の良い勉強になるかと思います。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)