三服文学賞の結果が出ました。

先日、作家塾の花野純子も関連企画で講師を務めさせて頂いた「三服文学賞」の結果が遂に出ました。
予想を上回る2000作品の応募があった為、審査結果が出るのも延期されましたが、5月27日(土)の発表となりました。

審査員の皆様、お疲れ様でした。

詳細は、下記のサイトでご確認いただけます。

・三服文学賞 公式サイト https://wataya.co.jp/sanpuku_bungakusyo/

佐賀県立美術館「岡田三郎助アトリエ」で撮影した映画「夢之紋白蝶」(ユメノモンシロチョウ)を上映します。

福岡在住のアーティスト・映画監督の花野純子(作家塾講師)が、佐賀県立美術館にある文化財「岡田三郎助アトリエ」で撮影した短編映画を「岡田三郎助アトリエ」で上映します。 

※花野組福岡では、作家塾の運営以外にも映画や演劇の製作も行っています。

・監督・脚本・主演/花野純子

・会場/岡田三郎助アトリエ(佐賀県立美術館)

・開催日 2023年 6月25日(日) 
<映画上映16分 + 監督 花野純子のトーク15分>

1回目:13時30分〜

2回目:14時30分〜

3回目:15時30分〜

・入場料 500円(前売・当日 共通料金)

※前売ご予約特典として、小冊子(映画「夢之紋白蝶」の脚本/小説「白い蝶」岡田三郎助作)をプレゼント。

※前売ご予約の以外の方には、冊子は、200円で販売します。

主催/花野組福岡 共催/佐賀県立美術館

・映画の詳細・チケットご予約 http://hanano-j.com/

岡田三郎助アトリエは、とても雰囲気が良い建物です。目の前に佐賀城もありますので、観光を兼ねて上映会に来てみませんか?花野組福岡一同、お待ちしています。



(花野組福岡「作家塾」運営事務局)

エッセイと物語の違いについて。「作家塾」の授業より

最近の「作家塾」でエッセイを書いてきてしまう生徒さんが居られました。

それで、エッセイと物語の違いについて、説明する機会がありました。

「エッセイ」とは、作文の事です。
書き手が体験した事、それに関する感想などを書き連ねた文書です。
小学校で誰でも書いた経験がある筈です。
ちなみに、ある作家さんの言葉をお借りすると「エッセイ=自慢話」と言う事さえあります。
エッセイの本質を捉えた言葉だと思います。

一方の「物語」には、必ず主人公が居ます。
そして、主人公の視点で物語が展開し、大抵の場合、準主役が居て、そこに向かって主人公が接近していく構成になっています。
これが、物語の特徴です。

読者は、主人公に感情移入し、主人公と一体化して、物語の世界を体験します。

ですので、物語を書きたいと思ったら、主人公と準主役は必ず設定し、主人公になりきって物語を書きましょう。

エッセイと物語の違いは、はっきりしているのですが、改めて言葉にしてみると、物語とは何か?という事を考える良い機会になりました。

作家塾では、こんな感じの授業もしています。

(花野組福岡「作家塾」運営事務局)