
小説・脚本コンペで実績多数の「作家塾」のオンライン講座!
今年の上半期、作家塾の元ご在籍生が「女による女のためのR-18文学賞」で大賞と友近賞をW受賞するなど、多くの作家デビュー・コンペ入選などの結果を出してきた福岡の小説・脚本講座「作家塾」が、7/25〜9/19・全8回の日程でオンライン講座を開講します。
講師「花野純子」
福岡市出身・在住の映画監督・アーティスト。
1995年に映画「ロンリープラネット」で監督デビュー。
映画やアートの創作活動と並行し、2008年から「作家塾」講師を担当。
これまで多くの生徒が作家デビューやコンペで入賞しています。
はじめまして。
花野組福岡作家塾の講師、花野純子です。
オンライン講座のページにご興味を持って頂き、誠にありがとうございます。九州では唯一、物語のプロットを描いてリライト(書き直し)する事を重視し、純文学、ライトノベル、シナリオのコンペ等、数々の結果を出す事ができました。
本年は私塾を立ち上げて17年目となります。2025年からは、全国の「物語を書きたい」皆様へ向けて、オンライン講座を開講しました。不定期開催ではございますが、実践型の少人数制で、お一人お一人の物語(プロット)を大切に拝読し、読み解き、改稿の手引きをいたします。もちろん、ゼロからの初心者の方にも寄り添い、講座を進めてまいります。
プロットは物語の設計図であり、19世紀の作家・エドガーアランポーも書いたと言われている古来からの技法です。この機会に是非、花野組福岡のオンライン講座にご参加ください。

日程・全8回(2ヶ月間)
・開講時間 毎週金曜 19:00〜20:30
①7/25(金)
②8/8(金)
③8/15(金)
④8/22(金)
⑤8/29(金)
⑥9/5(金)
⑦9/12(金)
⑧9/19(金)
参加費
24,000円(全8回・2ヶ月分)
参加費のお支払い方法
指定の銀行口座にお振り込みをお願いします。
<ご参加お申し込み>
下のお申し込みフォームからお願いいたします。
(お申し込みの〆切は、7/24まで)
ご参加特典
ご参加頂いた方に、無料で作家塾特製ZINE「物語の設計図〜プロットを書いてみよう!〜」を差し上げます。
お問い合わせ
miu@hanano-j.com (花野組福岡)
「オンライン講座」・全8回(2ヶ月間) シラバス(授業計画書)
物語のプロット(あらすじ)の書き方を学びます。原稿用紙2枚以内(800文字以内)で書かれたプロットを数種類書き、講師が講評します。書かれた数種類のプロットの中から1作品を選び、リライト(書き直し)を学びます。また、参加者全員でそれぞれのプロットを読んで感想や意見を交換します。何が伝わらないのか?どこが面白いのか?その読解力も身につけます。
授業日程と講義内容
1回目
① プロットとは何か、なんのために必要なのか
② ヤマ(クライマックス)とオチ(結末)を意識して800文字~1000文字で完結する
③ 文章力は不要。プロットの文章は骨だけで組み立てる
④箇条書きは避けること、その理由について
⑤出演人数は最小限で描く
*講義後は受講生が提出した1作目のプロットを、全員で読んで講評します。
2回目
①一番書きたいものを書く事が一番難しいという現実
②『書きたいもの』と『書けるもの』の違いについて
③日本人に足りない「読解力」について
*講義後、受講生は前回とは別の2作目のプロットを提出し、全員で読んで講評します。
3回目
①スラスラ描ける作家本人のホットポイントとは。
②数種類のプロットを書いてみる、その中で一番気に入ったものを選択する事について。
③プロットを書く時間について。
*講義後、受講生は3作目のプロットを提出、全員で読んで講評します。
4回目
①最初と最後で主人公の心が大きく変わったかどうかが、面白いと思ってもらえるポイント。②キャラクターには優先順位がある。主役、準主役。3番手…という考え方について。
③初心者の創作はできる限り、取材ナシで書けるものを。
*講義後、受講生は4作目のプロットを提出、全員で講評。受講生は自作の4作のプロットから1作を選んで、次週からプロットのリライト(書き直し)を開始します。
5回目
①プロットをブラッシュアップすることの意味
②アイデアの引き出しを空にする事の大切さ
③主題は作家の心の中に最初から存在するもの
*講義後、受講生はリライト(1回目の書き直し)したプロットを提出、全員で読んで講評します。
6回目
①作家と主人公の距離について
②同じプロットを、キャラクターを変えた視点で書いてみる利点について
③素材(ネタ)と主題(テーマ)の違いについて
*講義後、受講生はリライト(2回目の書き直し)したプロットを提出、全員で読んで講評します。
7回目
①設定(起) に時間をかけ過ぎない
② 展開部(承)の部分は一番長く、その中にも「起承転結」がある
③ クライマックス(転)とオチ(結)は何度もやり直す、複数の可能性を描く
*講義後、受講生はリライト(3回目の書き直し)したプロットを提出、全員で読んで講評します。
8回目
①プロットの中に作家の主題が見えてきたか
②プロットを『書く事』と『読む事』を同時に学ぶ事について
③主題とは、作家の唯一無二のブランド
*講義後、受講生はリライト(4回目の書き直し)したプロットを提出、全員で読んで講評します。
補足
オンライン講座は、Google Meet を利用します。(Googleアカウントは必要ございません)
※ご注意
・小説や脚本の添削は行いません。